個人的にニンテンドーは大好きです。しかしニンテンドー3DSの体験会に行ったときからこうなることは予測できたと言える。「1」
百聞は一見にしかずと昔の人はいいましたがその通りと思います。これで「映像の目で見るのみの3Dは、市場は大した期待もニーズもない」と言える。任天堂の業績を大幅に下げた要因は、為替を除いて3つあるといえる。
1.任天堂自らが複雑な構造を持つマシンを世に出して受け入れられた例が極端に少ないのにニンテンドー3DSに過剰な期待をしてしまった。ニンテンドーDSの単純さのもつ良さを全く消してしまい、失敗したニンテンドー64の轍を踏んでしまったこと。
2.AppleのiPod touch iPhoneの単純アプリゲームに完全に携帯ゲーム機が奪われ、市場は単純さを求めていることに気がつかなかったこと
3.MSの「Kinect」の躍進がWii離れを起こし、据置き型ゲーム機のコントロール概念が変化した。
その三要素ではないだろうか?
Apple社は予想以上の決算を発表し、MS社は本業のWindowsは冴えない結果であるがゲーム機事業部がMS社の利益を押上てアナリスト予想を遙かに上回る決算を発表しスーパーサプライズを演じている。「2」
株価は正直であり、個人的に東京電力の次に位置するくらいの下落率ではないだろうか?個人的に材料が無く、ニンテンドー3DSは逆鞘利益での販売が予想されるため苦難は続くと思われる。サードパーティは何故3DSへ積極的でないのか?これは体験会で感じたことですがゲームに必要な距離感が得られないという要素が強いのではないだろうか?
3Dだから立体感が得られると思いがちですが、自分の中では立体感はあるけど距離感が掴めないというのが一番の印象である、この2つがマッチしないと立体感の具体化が出現しないと感じます。2Dモードにすると距離感が出てくる、2Dに距離感と奥行きを含めると実は言うと3Dになると個人的に思う、これを普通に考えると液晶膜面での3Dは殆ど意味が無いと言える、サードパーティはその事実を知ってしまったように思える。
だからサードパーティは3DSへのソフトウェアの供給に二の足を踏んでいると言えるのでは無いだろうか?その3DSを販売している任天堂は2010年に面白いソフトウェアを販売している。
「立体かくし絵 アッタコレダ」を3DS発売前のDSウェアで発売し好評を博していた事実がある。「3」
「kinect」は3Dではなく感知カメラである、しかし3Dの疑似体験が可能である、MS社はOpen kinectを黙示しゲームユーザー層以外にITイノベーターを取込み体現を楽しむことに成功している。市場の評価は「もっとも3Dを演出し体験できるゲーム機器」という評判が高い。「4」
市場が求めている3Dは立体画像+感知(蝕感)ではないだろうか?と考えられる、蝕感を得られて人間は初めて立体であるというのを実感できると感じる、それを自分は3DSで再認識したような感じである。
ニンテンドー3DSは価格が高いとかそう言う問題ではないと思う、3DSが苦戦する根本的な原因は「ニンテンドーがハイテク機を発売した」からである、ニンテンドーはローテク機で単純さを売る本質を忘れた気がしてならない。
※注釈 リンク先
「1」【ニンテンドー3DS体験会へ行ってきました(2011.01.08)】
「2」【米マイクロソフトが予想上回る増益、「ウィンドウズ」は不調(2011.07.22 ロイター)】
「3」【「ニンテンドー3DS」のイメージに近いDSiウェア(2010.03.28)】
「4」【キネクト(kinect)とは!?オープンキネクト(Open kinect,Open NI)とは!?(2010.01.23)】
現状では3Dはメインストリームに乗らない、感知技術の向上が鍵を握ると個人的に思われる、投資的には日本の輸出セクターは2012年頃に仕込みにはいりたい。