2010年12月3日金曜日

SPARC復活の兆しなのか?

 SPARCといえば「SUN」であるが現在は「Oracre」である、富士通と言えばかつては「日本独自のスパコン」で名をはせた英雄であった。


 現在の世界サーバー市場はHP・IBMが殴り合いの展開をしており、次にDellという順位である。

 Oracre=SPARCは後塵を拝し4位の座であるがOracreというSQLの英雄がいよいよ動き出したと言える、SQLは馴染みがないと思われますが現在のITを支えているのはSQLである、因みに富士通は5位である。
「1」

 ネット決済・データーベースの管理では必須の言語であり、つい5年位前に日本で発生し「日本ではカカクコム事件」「2」はサニタイジング対策が未熟で様々な流出事件が起きたのも記憶に新しいほど「重要なデータベースの構文」である。「3」

 SQLの利用が増すほどSQLインジェクション攻撃「4」が多くなっており対策も高度且つ難しい物となっている。

 クラウドの時代を迎えれば「SQL」は更に重要性を持ち、個人的な考えではOSはブラウザでSQLを中心にPCを動かす時代が間近に迫っている雰囲気すらある、現在利用しているOS(Win/Mac等)は個人がスタンドアロンで利用するか、企業が機密情報のためのPC操作で使う「インターネットに接続しない場合に利用するOS」になる可能性もあると思う。

 UNIX戦争で一度「覇王」の座をつかみ転落した「SPARC」の復活を予感させると思われる「OracleはAppleと仲良し」である企業形態も歴史も非常に酷似しておりCEOの雰囲気も似たもの同士という感じである。

 Oracleが一般層をマーケットに考えた場合はAppleの力が必要だと思われる、現実にiTunes Appを浸透化させるにはOracleとの連携は重要である。
「5」

※注釈 リンク先

「1」【2010年Q3世界サーバー市場は売上高が15.3%増、x86サーバーがけん引(2010.11.30 It Pro)


「2」【ビジネスマンの問題意識(仕事・社会) カカクコム事件あなたはどう見る?(2005.06.09 Nikkei BP Net)


「3」【サニタイジング 【sanitizing】(IT用語辞典 e-Words)


「4」【SQLインジェクション大全(2009.01.28 Think IT)


「5」【OracleとApple、OpenJDK Project for Mac OS Xを発表(2010.11.12 Apple Japan Inc 米国報道発表資料抄訳)


※地味な分野であるが必要であると思う。