2010年11月18日木曜日

日本通信のSIMフリーiPhone4を買うなら、MacBookAirでは!?

 これは少し矛盾している販売をしていないだろうか?確か日本通信の社長は「2年縛りは必要ありません」と豪語していましたが、今回の販売方法は「端末は縛りはないかもしれないが、SIMフリーiPhone4とtalking b-microSIMを抱き合わせて販売する分割(割賦)販売で2年縛りよりも長期間の契約を強いられる可能性がある」という見方もあると言えます。


 携帯電話を割賦販売という手法は金融・通信に所属している業界の人から見れば「2年縛りよりもユーザーに負担が掛かり望ましくない販売手法」と思える、現に36ヶ月払い(3年払い)という方式での販売を報道しているのは「2年縛りを否定していた会社の方針か?」と疑う感じにも思える。

 この報道を見る限りでは日本通信がSIMフリーiPhone4を用意してtalking b-microSIMをセット販売すると思うのだが、支払い方法に疑問が残る、どういう疑問かというと

 1.割賦販売でクレジットを使うユーザーは、クレジットとtalking b-microSIM通信料という二重負担の可能性が高い

 2.talking b-microSIMの通信料と合せて本体価格を弁済する場合「2年縛りよりも遙かに長い加入期間を強いられる」可能性が高い。

 3.MVNOなので日本通信の通信利用料+NTTドコモ利用料という「二重のキャリア通信料」の負担が発生する

 4.1~3が重なると「携帯電話一つで多重支払いを強いられる」可能性も有る

 つまりユーザーにとってはSIMフリーに拘るならかまわないと思いますが、お得なのかは疑問が残ると思います。

 この販売方法で似ているのが「ポケットWi-Fi」であるが、ポケットWi-FiはPCと抱き合わせの販売方法でPCは100円PCとか1,000円PCとかハードウェアが異様に安く、その仕掛けはポケットWi-Fiを2年間利用することで収まるからである、当然にPCメーカーと提携の上販売している。

 しかし今回のハードはiPhone4である、並行輸入で仕入れる事が想定され、当然に仕入れ単価は高いはずである。

 「Apple社が当然に他のPCメーカーのように100円とか1,000円でハードを供給する可能性はゼロに等しく日本通信社が利鞘を載せるには、talking b-microSIMの加入年数を相当長くする可能性がある、或いは頭金のような制度を作り2万円とか3万円を負担した後に利用するという販売形態も想定される」

 実際発表されるまでは何とも言えないが「ユーザーは良く精査した方が良い」という事だと思う「iPhone4ならソフトバンク」で十分であり、SIMフリーのiPhone4を割賦販売で買うなら「MacBookAir」を購入した方が安上がりだと思う。

 自分はソフトバンクは好まずNTTドコモが好きですが、日本通信と比較する場合はソフトバンクを褒めてしまう傾向がある。


ある意味「絶句」ですねぇ~ソフトバンク社はiPhone4に関してApple社と日本国内での販売代理を締結しているが他のメーカーは締結していないはずである、そうすると国外のiPhoneの販売代理店(英eXpansys等)が「他のメーカーにiPhone4を販売する代理権(復代理権)をApple社は了解し民法で言う復代理権契約をApple社と締結しているのか?」その辺りどうなんでしょうね?