2010年8月30日月曜日

SIMフリーカードの出現による新たなる領域

 デザリングという言葉と「香港版 iphone4」という並行輸入が注目されている


 デザリングはスマートフォンをモデムとして利用する機能ですが現在は「携帯電話キャリアのトラフィックの負荷が掛かりすぎるためサポートが不明」という感じである、米国のAT&Tが定額通信を廃止した背景に「iphone等のスマートフォンのデザリング機能を使うユーザーがニューヨーク/サンフランシスコを中心に続出し回線供給が出来ない」というのが決定的と思われる、NTTドコモはAT&Tの轍を踏まないという戦略も見える気がする。

 今回の日本通信が発表した「talking b-microSIMプラチナサービス」でiphone4のデザリングを利用して定額のデーターザービスを提供している、NTTドコモが日本通信と連合を本格化したのは「デザリング」に有ると言える。

 その証拠とは言えないが「日本通信が販売するMicroSIMはNTT Docomoとロゴがあり、NTTドコモがipadを真剣に販売する際に調達した物で不要となったためMVNO回線事業者の日本通信へ貸与した」と言う報道がなされている。

 MVNOは回線のリースでありドコモが日本通信へ回線をリースし日本通信が提供するというビジネスであるが「デザリング」についてNTTドコモが日本通信に回線リースをしていく場合、両者にメリットはあると言える、前衛に日本通信を選び「通信の品質の確保の供給」という点で一致したと言える。

 未知数であるがデザリング通信をMVNOで供給するという考えはなかなか柔軟な発想と言え、品質が基本である携帯電話回線においてもユーザーは安心する可能性は高いと言えるのでは無いだろうか?

 実際に携帯電話をモデムとして利用するというのは有用性は薄いと言う面も有るが「複数の携帯電話を一本化して利用したい」というユーザーであれば悪くないと思う。

 SIMフリーで「デザリング」という言葉を覚えた方々が多くいると思う。

 一人暮らしの場合、固定電話はいらないし、携帯電話だけなら「talking b-microSIMプラチナサービス」ならデザリング定額で通話も可能だから、通信パフォーマンスはPCを繋いでいる固定電話もモデム利用料金は不要で通信料は安くなるのでは!?と思われる。

 問題はSIMフリーのiphone4が一番の悩みの種だと思われる、Apple StoreがSIMロックとSIMフリー共に販売してくれることを望みたいんですけど、それは時間が掛かるだろうね~


※自分も輸入版「香港版 iphone4」のブームに乗じて期間限定でアフィリエイトをさせていただきます(笑い)