2011年1月16日日曜日

2011年のUI(ユーザーインターフェース)の動向は?

 2010年は話題は3Dだったと思いますが「市場が騒いだだけでユーザーはあまり拘らない」という雰囲気であった「タッチパネルはiPad」の出現によりタブレットPCというジャンルが確立され、必要不可欠となり「トラックパッド」はAppleで強く押しているが見直される結果となっている。


 デスクトップ・ノートPCには現行型のタッチパネルは利用されないと思われる「Apple」はMacBookAirを発表したときに「ゴリラ腕問題」という興味深い事を公表している「1」

 素晴らしい指摘だと思う、通常のPCでは操作はマウス・トラックパッドで行くと思われる、PC画面は垂直なので画面自体がタッチパネルでは疲れてしまうというのが本当の意見だと思われる、意外に「タッチパネルの形・配置を変え感知技術を装備すること」によりマウス・トラックパッドに変わる可能性は秘めている。

 PCの画面でなくトラックパッド・マウスの大きさくらいの「タッチパネル」である、スマートフォンがその立場に変わる可能性も有るEVは現に日産自動車がコントロールアプリを発表している。
「2」



 タッチパネルに問題が有るのは「視覚障がい者」は全く使えないというのが現状である、使えるようになるにはタッチパネルが音に反応する機能が不可欠でそれを実践するには理論的に「タッチパネルの周りに電磁波を装備すること」が不可欠となると思われる「静電気の現象をコントロールできる技術」が望まれると個人的に思う。

 個人的には2011年は医療関係のUIが改善される雰囲気はある、医療機関は時代遅れで未だにスタンドアローン式のPCシステムが主流でネットワークは患者の予約・カルテのみである、その電子カルテもあまり普及しない世界である、iPadの出現で意外だったのは「手術用のモニターとして利用する医師が続出した」ことである。

 2011年のUIは「モーションコントロール」だと見ています「キネクト」の技術は凄い物がある、前哨戦は「キネクト対ニンテンドー3DS」で良いと思う、それでマーケットが判断するキッカケが出現すると思ってます。

 UIはゲーム機が初動だと個人的に思ってます、ニンテンドーDSの出現で「タッチパネルが世界に認識された」そのとしは2004年である、2011年現在はタッチパネルが華である。


※注釈 リンク先

「1」【新MacBook Airでタッチ画面が断念された理由(2010.10.25 WIREDVISION)


「2」【「日産リーフ」のリモート操作を行う「iPhoneアプリケーション」の無料配信を開始(2011.1.11 日産自動車HP)


UIは注目分野で「人間とテクノロジの融合」を市場で実践している雰囲気があると思います。