2010年9月23日木曜日

次世代タッチパネル「フローティングタッチディスプレイ」とは!?

 浮き上がる画像を捉えると反応するタッチディスプレイ=フローティングタッチディスプレイと呼ばれる、開発したのは「情報通信研究機構」である。「1」
 現在は試作の段階で有るがこの技術の鍵を握る企業は出現している「任天堂」「日本写真印刷」「アルプス電気」「ローム」が一番近い位置にいる?と思う。


空中映像を操作 WBS 2009.05.19放映より



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 2010年は3D映像製品の元年と呼ばれている、3Dで一番の注目は「任天堂のニンテンドー3DS」だが未だに未知数である、発売日が9月29日に発表予定だが「ARM11プロセッサ2基、1.5Gバイトのフラッシュメモリを搭載」するのでは?という噂が流れている。「2」

 現在確認されている技術は「裸眼3D」「振動タッチパネル」という説が支配している、この二つの技術は「フローティングタッチパネル」を実施するのに不可欠な技術と思われる。

 フロート=浮遊という意味であるが「空中に浮かんだ映像を掴んで操作する」という技術である、この映像を見る限り「感知は振動」という感じである。

 つまり振動の層と映像の層があり「映像の周りに電磁波?が存在し電磁波がセンサーとして伝達する」そんなイメージがある、半導体措置は「フォースセンサー」と素材は「カーボンナノチューブ」が必須である、フォースセンサはローム・カーボンナノチューブの展開部品はアルプスが「盲人向け液晶ディスプレイ」で発表済である。
「3」
 この技術が注目されるのは2011年末から2012年中辺りじゃないかな?任天堂の3DSがどの程度のカルチャー旋風を起すかで一般化することが肝要である

 そう言う意味では「ニンテンドー3DS」の出現というのは「日本のテクノロジの踊り場で映像と振動が融合したハイテク領域への挑戦」という意味となる可能性が高い、個人的には上記技術は「デジタルデバイド」への挑戦という意味もある。

 現在のIT社会でデジタルデバイドを受けている層は「視覚障がい者」「頸椎・脊髄障害・ALS等による上肢・下肢機能障がい者」等の人々である「映像と音声が形として出現するツールがこの世に発表されたとき、初めて動き出す」という胎動が始まる可能性が高い、個人的に期待してます。


※注釈 リンク先

「1」【空中映像を操作できるフローティングタッチディスプレイを開発 ~ 見えているのに存在しない空中映像を指先で動かす ~(2009.04.15)


「2」【New Nintendo 3DS Hardware Info(2010.09.21)


「3」【薄くて軽いフィルム状の点字ディスプレーを開発(2010.03.23)


※大事なのは未来なんだよね「ハイテク・人間・医学(製薬)が融合しそれらを拡大するために商社が世界に飛躍する」という凄い時代に突入している、自分は医薬品・ハイテク・商社セクターが好きだから、新しい未来に本気で挑戦をしている可能性が高い「浪漫」なのかもしれない。