2010年4月2日金曜日

シャープタッチパネル対応式の3D液晶ディスプレイを発表

 「テクノロジー関係者は驚愕」でしょう?裸眼の3D液晶パネルの発表でなく「タッチパネル」を組込むことを発表したことが驚愕である。

Sharp develops 3D touchscreen LCD : DigInfo



シャープ、タッチパネル用フィルムが不要の新UI搭載液晶を開発(2007/08/31)

 シャープの携帯電話はタッチパネルが採用されているがシャープの方向性は「タッチパネルを利用せず光学式でタッチパネルを再現する方式」という傾向で有名である。
 今回の3Dでは見事に方向性を変えて「タッチパネル」を適用している、仕組みを見ると「3Dフォースセンサモジュール」で対応するような雰囲気がある、利点は「薄い皮膜なので3D液晶モジュールと組合わせが可能になり、LCDの表示を綺麗に出力できる」という最大の利点があると言える。
 Z軸感知・フォースセンサ式・LCDの本来の出力を再現可能という3つの条件のタッチパネルを使った可能性が高い、その条件をクリアするタッチパネルは「日本写真印刷」が開発に成功している。(参照 「Peratechとの新塗布材料使用に関し独占的ライセンス契約締結 -世界初のフォースセンサー開発に成功-」


※サプライヤー故発表できないと思うが「シャープの技術と日本写真印刷の技術が融合した可能性が濃厚」と言えるのではないだろうか?